こんにちは。ボールペン字初心者の涼です。
ボールペン習字学習も4日目にして、気づいたことがあります。
それは、初日に書いた文字を忘れてしまっているということです。
キレイな文字を書く上で最も大切なことの1つは、「書く前に美文字を鮮明にイメージすること」です。
計画なき行動が上手くいかないのと同じ様に、美文字のイメージがないまま書いた字がキレイになるわけはありません。
今回は、美文字を記憶に定着させるための具体的な方法をご紹介します。
- キレイな文字を書くには、書く前のイメージが大切
- 記憶を定着させるには「分散学習」による復習が有効
- ベストな復習のタイミングは「2×2ルール」
- トレーニングブックを「2×2ルール」で復習するのがベスト
Contents
キレイな字を書くには、書く前に美文字をイメージすることが必要
ボールペン字講座学習を始めてわかったことがあります。
それは、「キレイな文字を書くには、美しい文字というものを知っている必要がある」こと
そして、「書く前にその文字を明確にイメージする必要がある」ということです。
ボールペン字講座による学習は、基本的に、キレイな文字を見ながら繰り返しなぞり、書いて覚えることです。
しかし、人間の脳は忘れやすく、1回では覚えられないようにできています。
一度しか使わなかった記憶は3日もすればほとんど消えてしまいます。
エビングハウスの忘却曲線によると、たった1日で70%近くも忘れるようです。
ではどうすればよいのでしょうか。
記憶を定着させるには「繰り返し学習」する必要がある
人の記憶には「短期記憶」と「長期記憶」があり、まず何かをインプットすると「海馬」というところに「仮保存(短期記憶)」されます。
その海馬の仮保存期間中に、その情報が何度も使わると、脳はその情報を「重要な情報」と判断し、「側頭葉」に記憶されます。
これが「長期記憶」というものです。
つまり、繰り返し学習をするのは、情報を「側頭葉」に移動させる行為ということです。

「分散学習」をすれば効果的に記憶できる
では、1日に100回繰り返したら覚えられるのか。
と言われるとそうではありません。
これは、テスト前の一夜漬けをイメージすれば理解しやすいですよね。
つまり、復習には最適なタイミングというものがあります。
その復習のタイミングを最適化したのが「分散学習」と呼ばれるものです。
「分散学習」とは「復習の間隔を少しずつ伸ばすテクニック」のことです。
分散学習にはいろいろな方法がありますが、現時点で最も精度が高いと言われているのが、ピョートル・ウォズニアックの考え出した「インターバル復習」と呼ばれるものです。
- 最初の復習は1〜2日後
- 2回目の復習は7日後
- 3回目の復習は16日後
- 4回目の復習は35日後
- 5回目の復習は62日後
このタイミングで復習すれば、最も効率よく記憶が定着します。
繰り返すタイミングは「2×2ルール」が良い
とはいえ、先程の復習は復習のタイミング自体を覚えるのが面倒ですよね。
そこで、この復習法をもっと簡易にした方法が「2×2ルール」です。
つまり復習のタイミングを2日後、2週間後、2ヶ月後と2のタイミングで繰り返すシンプルな方法で、メンタリストのDaigoが推奨しています。
これなら、復習のタイミングを覚えやすいですよね。
- 最初の復習は2日後
- 2回目の復習は2週間後
- 3回目の復習は2ヶ月後
日ペンのボールペン習字講座の「トレーニングブック」を使い、分散学習する
日ペンのボールペン習字講座には、「トレーニングブック」という補足教材があります。

中身は、テキストに準じて作られており、復習しやすくなっています。
これを、分散学習のツールとして使えば記憶の定着に役立ちます。
下記のように、2日後2週間後2ヶ月後と分けて練習すれば、2ヶ月後には美文字が頭の中に生命に残るはずです。

まとめ:「トレーニングブック×分散学習」で美文字を手に入れよう!
記憶を定着させるには復習は必須です。
美しい文字を書けるようになるには、美文字を記憶する必要があります。
トレーニングブックと分散学習をかけ合わせることで、効率良く記憶の定着が図れます。
日ペンのボールペン習字講座を受講したなら、トレーニングブックを最大限有効に使いましょう。