「資格試験があるとモチベーションが上がる!」
私は常々そう思っています。
その理由は大きく2つあります。それは、
- 明確な目標(合格)があること
- 比較的短期間(数ヶ月〜半年)で自分の成長が実感できること
私は、自分の興味のある分野や、仕事で新しい分野を学ぶ必要がある時には、まず関連のある資格を探し、該当する資格があれば、その資格を勉強することで自分の知見を広げます。
同じように、ボールペン字を学習する中で、ボールペン字にも資格試験があることを知りました。
今回は、ボールペン字の資格試験、「硬筆書写検定」について解説したいと思います。
資格試験があると、明確な目標設定ができて「やる気」が出る。ボールペン字を学習するのなら、「硬筆書写検定」を受験してみよう。
Contents
ボールペン字資格試験の硬筆書写検定は、履歴書に書ける資格
ボールペン字には、「硬筆書写技能検定試験」という、文部科学省や各都道府県の教育委員会が後援する検定試験です。
公益法人が実施している試験ですので、取得した級位は公的資格となり、履歴書の資格欄に記入することができます。
また、1級に合格した場合、優秀な指導者として、指導者証、認定証が発行され、書道教室やペン字教室が開けるようになります。
その他、さまざまな特典があります。主な3つの特典を下記します。
- 大学、短大、高校、各種・専修学校で入試優遇・評価
- 大学、短大、高校、各種・専修学校で入試優遇・評価
- 資格取得で指導者となれ、ペン字教室、書道塾が開ける
余り聞いたことの無い試験かもしれませんが、歴史は長く累計受験者数は1,000万人にもなる人気の検定資格です。
硬筆書写検定試験の概要
硬筆書写検定の概要について一覧にしました。
主催団体 | 一般財団法人 日本書写技能検定協会 |
級位 | 6級・5級・4級・3級・準2級・2級・準1級・1級 |
試験日程 | 年3回 |
試験時間 | 40分〜90分 |
受験料 | 900円〜6,500円 |
受験資格 | なし(併願不可) |
試験地 | 全国(北海道〜沖縄) |
使用できる筆記具 |
|
受験資格はないので、「受けたい」と思ったときにいつでも受けることができます。
硬筆書写検定の級ごとのレベルと合格率
一般財団法人 日本書写技能検定協会が公表している、H28年硬筆書写検定の受験者数と合格率です。
※6級と準2級はH30年度から新設されたので、詳細なデータはまだありません。
レベル | 受験者数 H28累計 |
合格率 | |
6級 |
|
ー | ー |
5級 |
|
5,600 | 95% |
4級 |
|
12,600 | 88% |
3級 |
|
37,200 | 64% |
準2級 |
|
ー | ー |
2級 |
|
9,800 | 47% |
準1級 |
|
7,00 | 20% |
1級 |
|
8,00 | 11% |
硬筆書写検定に対応しているボールペン字講座
さまざまなボールペン字講座がある中で、この「硬筆書写検定」対応しているボールペン字講座は数少ないです。
そんな中、硬筆書写検定に対応していて、さらに、1級まで対応している講座は「日ペンのボールペン習字講座」だけです。
がくぶんが提供している「日ペンのボールペン字講座」は、4級〜1級までの資格に対応しています。
教材の内容や、他のボールペン字講座との比較に興味がある方は、下記記事や公式ページを参考にしてみてください。
まとめ:まずは硬筆書写検定3級を目指そう
2級以上になると、「書写体」や「旧字体」を判読する問題が出てくるため、急に難易度が上がります。
一般的には、社会人常識程度の難易度である3級を目指すのが良いかと思います。
合格率が64%という点から考えても、モチベーションを保ちやすいレベル設定なのではと思います。
また、先程もお伝えしましたが、日ペンのボールペン字講座は、この硬筆書写検定に対応した教材となっています。
「せっかく学習するなら資格も取りたい」という方は、「日ペン」のボールペン字講座がおすすめです。