こんにちは。ボールペン字初心者の涼です。
私は現在、日ペンのボールペン習字講座を受講しています。
日ペンのボールペン習字講座は、学習時間が1日20分で期間は6ヶ月です。
この学習時間と学習期間を最初に見た時に、思ったことがあります。
それは、「一日の学習時間を1時間にすれば、2ヶ月で終わるんじゃね?」と、いうことです。
しかし、実際に学習をすると、学習期間を短縮はやめたほうが良いという結論に至りました。
今回は、ボールペン字講座の標準学習期間を守ることの大切さについて、詳しく解説したいと思います。
- 主要ボールペン字講座の標準学習期間は6ヶ月
- 学習期間は「記憶」「添削」「手技」の3つの理由により、短縮しないほうが良い
- ボールペン字講座は、学習期間を含め綿密に設計されている
Contents
主要ボールペン字講座の標準学習期間は6ヶ月
私は現在、日ペンのボールペン習字講座を受講しています。
日ペンのボールペン習字講座の標準学習期間は、6ヶ月(最長12ヶ月)です。
この期間は、日ペンだけでなく主要なボールペン字講座はどこも同じです。
ボールペン字講座の学習期間を、短縮しないほうが良い3つの理由
ボールペン字講座の1日の学習時間は約20分です。
なので、1日に1時間ボールペン字講座学習をしてテキストを進めていけば、2ヶ月(6ヶ月÷3)で終わります。
私は基本的に、短期集中学習を好む人間です。
なのでボールペン字講座も、教材が実際に届くまでは、標準学習期間よりも早く進めようと考えていました。
しかし、実際に学習を始めてみると、ボールペン字講座は、短期学習には向いていないと思うに至りました。
その理由は3つあります。
その1.長期間繰り返し学習する方が記憶に残る
記憶には「短期記憶」と「長期記憶」があります。
短期記憶は、その名の通り短期間だけ記憶することです。
まず最初に新しく入った情報は、「海馬」に仮保存されます。
この仮保存されている間に、その情報が何度か使われた時に初めて、長期記憶として脳内の側頭葉に記憶されます。
そしてその後も、長期間に渡って繰り返しその情報を思い出すことで、より深く記憶に刻まれます。
つまり、長期に渡って何度もテキストを開いて学習した方が、脳内に記憶が定着するということです。
その2.添削の返却期間と合わなくなる
ボールペン字講座では、学習課題を提出し、添削してもらうことができます。
主要なボールペン字講座の添削回数はだいたい10回〜12回です。
つまり、標準学習期間で学習を進めると、概ね2週間に1回課題を出すことになります。
対して、課題を提出してから添削されたものが返ってくるまでの期間も約2週間です。
つまり、標準学習期間を守らずにテキストを進めてしまうと、添削の結果を、次の課題に反映できないまま、提出しなければならなくなります。
その3.ボールペン字講座学習は、「頭で覚える」のではなく、「体で覚える」もの
ボールペン字講座学習を実際にやって気づいたことがあります。
それは、ボールペン字は、資格試験のように「知識」を蓄積するというよりは、体を使ったスポーツに特性が似ているということです。(もちろん、美文字を記憶するという意味では、知識の蓄積という側面もあります。)
つまり、ボールペン字のスキルは「手技」なのです。
スポーツの練習は、短期間の間に無理に練習するよりも、長期間かけて繰り返し練習した方が効果がありますよね。
ボールペン字講座の学習も同じです。
長期間かけて繰り返し学習したほうが、ボールペン字は上手くなります。
まとめ:ボールペン字講座の教材は、学習期間も含め綿密に設計されている

ボールペン字講座は、全ての教材と学習期間が綿密に計算されています。
標準学習通りにきっちり進めていけば、一定の効果があるように設計されています。
慌てず焦らず、ステップ・バイ・ステップで学習をしていくことが、学習時間に対する成果が最大限発揮できるような気がします。