こんにちは。ボールペン字初心者の涼です。
ボールペン字学習に慣れてくると、今まで文字だけに集中していた意識に余裕ができ、他のことも気になるようになりました。
その中で気づいたことは、「姿勢」と「ペンの持ち方」の大切さです。
今回は、ボールペン字で、綺麗な文字を書くために大切な、「日ペンが推奨する」正しいボールペンの持ち方について解説したいと思います。
- ボールペン字を書くときには、正しい「ペンの持ち方」がある
- 正しい「ペンの持ち方」に変えるポイントは4つ
- 「ペンの持ち方」が正しいと指が痛くならず疲れない
Contents
正しいボールペンの持ち方による2つの効果
効果1.指や肩が疲れにくくなる
正しいボールペンの持ち方になると、力を入れなくても字が書けるようになります。
本来ボールペンは、鉛筆とは違い、筆圧をかけなくても文字が書ける道具です。
なので、正しいボールペンの持ち方ができれば、無駄な力が入らないようになります。
ペンの重みだけで線が引けるようになれば、指や肩の疲労が軽減します。
効果2.綺麗な字が書けるようになる
正しいボールペンの持ち方になると、無駄な力が抜け、リラックスした状態で字が書けるようになります。
そうなれば、ペン先をスムーズに移動させることができるので、綺麗な曲線、直線が書けるようになります。
綺麗な字を書くための正しいボールペン持ち方4選
キレイな字を書くためには、美文字を記憶するのが大切ですが、それだけではどこかで成長が頭打ちになってしまいます。
その他に美文字を書く上で大切なこと、それは正しいペンの持ち方で字を書くと言うことです。
正しいペンの持ち方で字を書くと、指に力が入りすぎないため指などが痛くならず、疲れません。
つまり、最後まで字が崩れることなく美しく書くことができます。
逆に、正しくないペンの持ち方で字を書き続けると、最悪の場合「ペンだこ」ができてしまう可能性があります。
そうならないように、日ペンのボールペン字講座では、美しいボールペン字を書くための正しいペンの持ち方についても解説してくれています。
日ペンで教える正しいペンの持ち方は4つあります。
- ペン先から1.5〜2cmのところを持つ
- 親指と人差し指でつまみ、中指でささえるように持つ
- 薬指と小指を中に丸めて、手のひらに卵型のスペースを空ける
- 指先は三角形になるように持つ
持ち方1.ペン先から1.5〜2cmのところを持ち、角度は60〜90度
ボールペンを持つ時は、ペン先から1.5〜2cmのところを持つようにしましょう。
また、ペンの角度は60〜90度に立てましょう。
ボールペンの場合は、ペンをできるだけ立てた方が、ペン先のボールがコロコロ転がりやすくなり、スムーズにペンを動かすことができます。

持ち方2.親指と人差し指でつまみ、中指で支えるように持つ
ボールペンを持つ際、親指と人差し指でつまみ、中指で支えるように持ちましょう。
まず、ボールペンを、「親指」「人差し指」の2本でつまみます。その次に、「中指」を添えると、スムーズに正しい指の位置で持つことができます。
この順番でボールペンを持つと、ペンを落とさないように握る「親指」「中指」の働きと、線を引く向きを決定する「人差し指」の働き、どちらもうまく機能します。

持ち方3.薬指と小指を中に丸めて、手のひらに卵型のスペースを空ける
ボールペンを持つ際、「薬指」と「小指」は少し中に丸め、手のひらには卵が入る程度のスペースを空けましょう。
少し曲げることで、手のひらにちょうど良い程度の自然な力が入ります。
手のひらに適度な力が入って全体が安定すると、手の動き自体が安定します。
そうすれば、線をなめらかに引けるようになり、文字も美しく仕上がります。

持ち方4.指先は三角形になるように持つ
最後にボールペンを持った手を、ペン先から覗いてみましょう。
ちゃんと指先が三角形になっていればバッチリです。
逆にどこかの指に力が入りすぎていると、ペン先は三角形にはなりません。
目安は、ボールペンが落ちない程度の優しい力で、後ろからすっと引き抜けるくらいがちょうどいい力加減です。
また、力を三本の指に均等に入れることも意識しましょう。

まとめ:文字が綺麗な人はボールペンの持ち方もキレイ
ボールペン字講座を受講するようになってから、人の字をよく見るようになったのですが、そこで気づいたことがあります。
それは、字がキレイな人は皆、ペンの持ち方もキレイなんですよね。
「字は体を表す」とはよく言ったものです。
「まずは形から」ではないですが、今日から私も美しいペンの持ち方で字を書こうと思います。